RHEL9 journalctl コマンドの使い方のサンプル
環境
Red Hat Enterprise Linux release 9.2 (Plow)
1.-rオプションを指定して最新のログから表示
-rオプションを用いると最新ログから表示されます。
操作例
# journalctl -r | head -n4 | cut -f1-6 -d' ' 1月 17 10:12:18 localhost.localdomain PackageKit[1986]: 1月 17 10:09:45 localhost.localdomain NetworkManager[1062]: 1月 17 10:01:01 localhost.localdomain CROND[2448]: 1月 17 10:01:01 localhost.localdomain run-parts[2464]:
2.-bオプションで起動時からのログを表示する
-bオプションはマシンを起動してからのログを表示できます。
# journalctl -b | head -n1 | cut -f1-6 -d' ' 1月 17 09:24:36 localhost kernel:
# journalctl -b-1 | head -n1 | cut -f1-6 -d' ' Specifying boot ID or boot offset has no effect, no persistent journal was found.
-bオプションで-1を指定することで前回の起動からのログを確認でき、1を指定するとjournalに残っているもっとも古い起動ログになります。
3.-S/-Uオプションで時間を指定して表示する
-Sオプションは指定した時間からのログを表示できます。
-Uオプションは指定した時間までのログを表示できます。
操作例
journalctl -S “2024-01-15 11:23" -o short-full –user -u xxx.service
4.-pオプションでログレベルを指定して表示する
グレベルはsyslog(3)に記述されている通りで指定する場合は以下の数値または文字列で指定できます。
0: "emerg" 1: "alert" 2: "crit" 3: "err" 4: "warning" 5: "notice" 6: "info" 7: "debug"
操作例
journalctl -p 0..4 –user -u xxx