RHEL9 グループディレクトリーの作成方法
環境
Red Hat Enterprise Linux release 9.2 (Plow)
概要
UPG システム設定では、グループ ID 権限の設定(setgid) をディレクトリーに適用できます。setgid を 使用して、ディレクトリーを共有するグループプロジェクトの管理が簡単になります。setgid をディレ クトリーに適用すると、ディレクトリー内に作成されたファイルは、そのディレクトリーを所有するグ ループに自動的に割り当てられます。
操作方法
1.ディレクトリーを作成します。
#mkdir testdir
testdire は、ディレクトリー名に置き換えます。
2.グループを作成します。
# groupadd testgroup
testgroupは、グループ名に置き換えます。
3.ユーザーをグループに追加します。
# usermod --append -G testgroup testuser
testgroup はグループ名に、testuser はユーザー名に置き換えます。
4.ディレクトリーのユーザーとグループの所有権は、testgroup グループに関連付けます。
# chgrp testgroup testdir
testgroup はグループ名に、testdir はディレクトリー名に置き換えます。
5.ファイルおよびディレクトリーを作成および修正し、setgid を設定してこの権限を
directoryname ディレクトリー内で適用できるようにします。
# chmod g+rwxs testdir
testdir は、ディレクトリー名に置き換えます。