RHEL9 mkswapコマンドでSWAP領域の作成方法
環境
Red Hat Enterprise Linux release 9.2 (Plow)
概要
SWAP領域はハードディスク内に設置される領域です。メモリー容量が足りなくなった時、
メモリの中で不要な部分をSWAP領域に移動させます(スワップアウト)。
操作例
1.SWAP領域用のファイルを作成
# sudo /bin/dd if=/dev/zero of=/var/swap.1 bs=1M count=1024 1024+0 レコード入力 1024+0 レコード出力 1073741824 bytes (1.1 GB, 1.0 GiB) copied, 7.22642 s, 149 MB/s
「/var/swap.1」という1GBのファイルが作成されました。
2.mkswapコマンドで作成したファイルをSWAP領域にします。
# sudo /sbin/mkswap /var/swap.1 mkswap: /var/swap.1: insecure permissions 0644, fix with: chmod 0600 /var/swap.1 スワップ空間バージョン 1 を設定します。サイズ = 1024 MiB (1073737728 バイト) ラベルはありません, UUID=e06a8ac1-c056-4098-b44f-c0589bd803b5
3.swaponコマンド で作成したSWAP領域を有効化します。
# sudo /sbin/swapon /var/swap.1 swapon: /var/swap.1: パーミッション 0644 は安全な値ではありません。 0600 をお勧めします。
以上でSWAP領域を利用できるようになりました。
4.SWAP領域の確認
# swapon -s Filename Type Size Used Priority /dev/dm-1 partition 4116476 0 -2 /var/swap.1 file 1048572 0 -3
# free -m
total used free shared buff/cache available Mem: 3634 1641 443 25 1856 1993 Swap: 5043 0 5043