RHEL9 カーネルの同一ページマージの管理KSM を有効にする方法
環境
RHEL9.2
概要
Kernel Same-Page Merging (KSM) は、仮想マシン (VM) 間で同一のメモリーページを共有することに
より、メモリー密度を向上させます。ただし、KSM を有効にすると CPU 使用率が増加し、ワークロー
ドによっては全体的なパフォーマンスに悪影響を与える可能性があります。
操作方法
1. ksmtuned サービスをインストールします。
# dnf install ksmtuned
2. サービスを起動します。
単一セッションで KSM を有効にするには、systemctl ユーティリティーを使用して ksm
および ksmtuned サービスを開始します。
# systemctl start ksm
# systemctl start ksmtuned
3.KSM を永続的に有効にするには、systemctl ユーティリティーを使用して ksm サービスお
よび ksmtuned サービスを有効にします。
# systemctl enable ksm
Created symlink /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/ksm.service → /usr/lib/systemd/system/ksm.service
# systemctl enable ksmtuned
Created symlink /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/ksmtuned.service → /usr/lib/systemd/system/ksmtuned.service