RHEL9 vsftpd をインストールする方法
環境
# cat /etc/redhat-release
Red Hat Enterprise Linux release 9.2 (Plow)
操作方法
1.vsftpd をインストールして設定します。
# dnf -y install vsftpd
2.設定ファイルを編集します
# vi /etc/vsftpd/vsftpd.conf
# 12行目 : NO になっているか確認 (匿名ログイン禁止)
anonymous_enable=NO
# 100行目 : コメント解除して chroot 有効化
# chroot ディレクトリ配下の書き込み許可設定を追記
chroot_local_user=YES
chroot_list_enable=YES
allow_writeable_chroot=YES
# 103行目 : chroot リストファイル指定
chroot_list_file=/etc/vsftpd/chroot_list
# 109行目 : ディレクトリごと一括での転送有効
ls_recurse_enable=YES
# 114行目 : IPv4 のみをリスンする場合は YES
# IPv4 と IPv6 の両方をリスンする場合は NO
listen=NO
# 123行目 : IPv6 はリスンしない場合は NO
# IPv4 と IPv6 の両方をリスンする場合は YES
listen_ipv6=YES
# 最終行へ追記
# 各ユーザーのルートディレクトリを指定する場合は設定
# 未設定の場合はユーザーのホームディレクトリがルートディレクトリとなる
local_root=public_html
# ローカルタイムを使用する
use_localtime=YES
chroot を適用しない (上層への cd を許可する) ユーザーを追加
# vi /etc/vsftpd/chroot_list
rhel
2.vsftpdを起動します
# systemctl enable --now vsftpd
3.SELinux を有効にしている場合は、ブール値の変更が必要です。
# setsebool -P ftpd_full_access on
5. Firewalld を有効にしている場合は、FTP サービスの許可が必要です。
# firewall-cmd --add-service=ftp # firewall-cmd --runtime-to-permanent