RHEL9 LVM 物理ボリュームの操作方法
環境
Red Hat Enterprise Linux release 9.2 (Plow)
概要
新しいディスクを増設した場合は、事前にパーティションを作成して LVM を有効にしておきます。
操作例
1.[sdb] として認識されたディスクに GPT タイプのパーティションを設定し、
全容量を使用したパーティションを作成して LVM を有効にしています。
# parted --script /dev/sdb "mklabel gpt" # parted --script /dev/sdb "mkpart 'Linux LVM' 0% 100%" # parted --script /dev/sdb "set 1 lvm on"
2.物理ボリュームを作成します。
# pvcreate /dev/sdb1
容量指定するときは以下のように入力
# pvcreate --setphysicalvolumesize 40G /dev/sdb1
3.物理ボリュームの状態を表示する。
# pvdisplay /dev/sdb1
物理ボリュームのサイズを変更する。
# 物理ボリュームを 50G に変更
# pvresize --setphysicalvolumesize 40G /dev/sdb1
4. 物理ボリュームのレポートを出力する。
# pvs /dev/sdb1
5.物理ボリュームをスキャンする。
# pvscan
6.物理ボリュームを削除する。
# pvremove /dev/sdb1