RHEL9.2 nmcliコマンドでルーティングを設定する方法
環境
RHEL 9.2
1.ネットワークインタフェース情報を確認する
ネットワークデバイスのインタフェース名を調べるには「nmcli d」コマンドを使います。
[root@localhost]$ nmcli d DEVICE TYPE STATE CONNECTION ens160 ethernet 接続済み ens160 lo loopback 接続済み (外部) lo
[root@localhost]$ nmcli c NAME UUID TYPE DEVICE ens160 3419124e-3315-3ae3-a141-3b2dd6fd1da1 ethernet ens160 lo 61275aa5-5ecb-4d10-9d27-54ea270a3c3b loopback lo
DEVICE名がens160、コネクション名がens160となります。
2.ルーティング情報を確認する
ルーティング情報は、「ip route」で表示することが出来ます。
$ ip route default via 192.168.50.2 dev ens160 proto dhcp src 192.168.50.130 metric 100 192.168.50.0/24 dev ens160 proto kernel scope link src 192.168.50.130 metric 100
3.ルーティングテーブルを追加する
以下のルーティング設定を行ってみます。
ホッピングアドレス:192.168.10.0/24
ネクストゲートウェイ:172.10.30.254
192.168.10.0のIPアドレスを、172.10.30.254のゲートウェイにルーティングする設定をいれます。
# nmcli conn mod eth0 +ipv4.routes "192.168.10.0/24 172.10.30.254"
4.ネットワーク設定を反映
# systemctl restart NetworkManager