AlmaLinux 9 timedatectlコマンドでタイムゾーンを設定する方法
環境
AlmaLinux 9
1.現在の設定値の確認
現在の設定値を確認するには、timedatectl showコマンドを実行する。
$ timedatectl show Timezone=Asia/Tokyo LocalRTC=no CanNTP=yes NTP=yes NTPSynchronized=yes TimeUSec=Mon 2024-07-08 10:21:32 JST RTCTimeUSec=Mon 2024-07-08 10:21:32 JST
Timezone:タイムゾーン
LocalRTC:ローカルタイムをRTCに格納するか
CanNTP:NTPサーバーを使用できるか
NTP:NTPサーバーを使用するか
NTPSynchronized:NTPサーバーと同期しているか
TimeUSec:システムクロックの現在時刻
RTCTimeUSec:RTCの現在時刻
2.利用可能なタイムゾーンの一覧
$ timedatectl list-timezones
現在のタイムゾーンの設定値は先述のtimedatectl showコマンドを使って確認できる。
$ timedatectl show | grep Timezone
Asia/Tokyoがあるかどうかを確認する。
$ timedatectl list-timezones | grep Tokyo
タイムゾーンの設定
タイムゾーンを設定するには、以下のコマンドを使用します。
$ sudo timedatectl set-timezone [タイムゾーン]
4.Asia/Tokyoを設定する場合は以下のコマンドを実行する。
$ sudo timedatectl set-timezone Asia/Tokyo
再度確認すると設定値が変更されている。
$ timedatectl show | grep Timezone Timezone=Asia/Tokyo