Oracle 12cで初期化パラメータの値を変更する
環境
Oracle 12c
Windows Server 2012 R2
書式
ALTER SYSTEM SET 初期化パラメータ = 値1,値2…[SCOPE={MEMORY|SPFILE|BOTH}] ;
SCOPEの範囲説明 MEMORY: 現在インスタンスのみ SPFILE: SPFILE上の設定を変更 BOTH: 現在インスタンスとSPFILEの両方の設定
操作例
1.制御ファイル(CONTROL_FILES)の値を変更
すべてのデータベースには、データベースの構造(名前、作成時のタイムスタンプ、データファイルおよびREDOファイルの名前や場所など)を記述する制御ファイルがあります。
CONTROL_FILESには、1つ以上の制御ファイル名をカンマで区切って指定します。
SQL構文
ALTER SYSTEM SET CONTROL_FILES = 'D:¥ORACLE¥ORADATA¥CONTROLFILE¥CONTROL01.CTL', 'D:¥ORACLE¥ORADATA¥CONTROLFILE¥CONTROL02.CTL' SCOPE=SPFILE
2.RESOURCE_LIMITの値を変更
RESOURCE_LIMITは、リソース制限がデータベース・プロファイルで施行されるかどうかを判断します。
SQL構文
ALTER SYSTEM SET RESOURCE_LIMIT = FALSE SCOPE=BOTH;