AlmaLinux 9.2 SFTP によるファイルを転送するサンプル
環境
AlmaLinux 9.2
概要
SFTP サーバー機能は AlmaLinux ではデフォルトで有効になっていますが、もし有効になっていない場合は
[/etc/ssh/sshd_config] に [Subsystem sftp /usr/libexec/openssh/sftp-server] の行を追加して
[sshd] をリロードします。
形式
sftp [オプション] [ユーザー@ホスト名]
操作例
1.サーバに接続する
$ sftp alma@node01.cft.com alma@node01.cft.com's password: # ログインユーザーのパスワード Connected to node01.cft.com. sftp>
2.リモートのカレントディレクトリを表示する
sftp> pwd Remote working directory: /home/alma
3.ローカルのカレントディレクトリを表示する
sftp> !pwd /home/redhat
4.リモートのカレントディレクトリのファイル一覧を表示する
sftp> ls -l
5.ローカルのカレントディレクトリのファイル一覧を表示する
sftp> !ls -l
ディレクトリ移動する
sftp> cd public_html sftp> pwd
6. ローカルのファイルをリモートにリネームアップロードする
sftp> put sample.txt info.txt sftp> ls -l
6. ローカルの複数ファイルをリモートに一括アップロードする
sftp> put *.txt sftp> ls -l
7. リモートのファイルをローカルにダウンロードする
sftp> get cft.txt
リモートの複数ファイルをローカルに一括ダウンロードする
sftp> get *.txt
8. リモートのカレントディレクトリにディレクトリ作成
sftp> mkdir cftdir sftp> ls -l
リモートのカレントディレクトリ内のディレクトリ削除
sftp> rmdir cftdir sftp> ls -l