RHEL9 sortコマンドでテキストファイルをソートする
環境
Red Hat Enterprise Linux release 9.2 (Plow)
書式
sort [オプション] [ファイル…]
ファイルを複数指定した場合はファイルを連結(マージ)して、出力します。
sortコマンドは、指定したテキストファイルをソートし、標準出力に表示するコマンドです。
概要
オプション
-b 先頭の空白を無視します。 -c テキストファイルがソートされているかどうかを確認します。ソートは行いません。 -d テキストファイルを空白・数字・アルファベットとして、ソートします。 -f 大文字と小文字を区別しません。 -k 指定したキーでソートします。 -M アルファベット3文字(JAN < ... < DEC)の月名でソートします。 -o 出力ファイル ソート結果を指定したファイルに出力します。 -r 逆順にソートします。 -t 文字 フィールドの区切り文字を指定します。デフォルトは空白を使用します。
使用例
1.テキストファイル(testA.txt、testB)を使って、sortコマンドの挙動を確認します。
$ cat testA.txt
ABCDEFGHIJ 3456789012 cdefghijkl
$ cat testB
1234567890
abcdefghij
2.testA.txtをソートします(オプションなし)。
$ sort testA.txt
3456789012 ABCDEFGHIJ cdefghijkl
3.testA.txtを逆順ソートします(オプション -r)。
$ sort -r testA.txt
cdefghijkl ABCDEFGHIJ 3456789012
4.複数のファイル(testA.txt、testB)を指定して、ソートします(オプションなし)。
$ sort testA.txt testB
1234567890 3456789012 ABCDEFGHIJ abcdefghij cdefghijkl