RHEL9 環境変数の設定(~/.bash_profile, ~/.bashrc)の使い方のサンプル
環境
Red Hat Enterprise Linux release 9.2 (Plow)
概要
ログイン時に読み込まれる設定ファイル
1 /etc/profile システムの全ユーザーに適用されます。
2 ~/.bash_profile ~/.bash_login ~/.profile
上のファイルがなければ下のファイルを読み込みます。
ログイン時のみ読み込ませたい設定を記述します。
3 ~/.bashrc
bash起動の度に読み込ませたい設定を記述します。
4 /etc/bashrc
システム全体の関数、エイリアスの設定が記述されています。
ログアウント時には ~/.bash_logout を読み込みます。
操作例1
設定内容をすぐに反映したい場合
.bash_profile などに記述した設定は、再ログインすれば反映されます。
すぐに反映したい場合は、以下のコマンドを実行します。
source ~/.bash_profile
操作例2
「su」と「su -」の違い
suコマンドを利用する際、ハイフンオプションの有無で環境変数の挙動が異なるので注意します。
「su」の場合
環境変数は現在のままログインします。
「su -」の場合
rootユーザの環境変数でログインします。
操作例3
「sudo」と「sudo -E」の違い
「sudo」の場合
rootユーザの環境変数で実行します。
「sudo -E」の場合
環境変数は現在のままで実行します。