RHEL9 仮想マシンにおけるブロック I/O のチューニング方法
環境
RHEL9.2
概要
仮想マシンの入出力 (I/O) 機能は、仮想マシンの全体的な効率を大幅に制限する可能性があります。こ
れに対処するために、ブロック I/O パラメーターを設定して、仮想マシンの I/O を最適化できます。
操作方法
仮想マシンのブロック I/O パラメーターを表示および設定します。
1.仮想マシンの現在の <blkio> パラメーターを表示します。
# virsh dumpxml VM-name
結果例
<domain> [...] <blkiotune> <weight>800</weight> <device> <path>/dev/sda</path> <weight>1000</weight> </device> <device> <path>/dev/sdb</path> <weight>500</weight> </device> </blkiotune> [...] </domain>
2.指定したデバイスの I/O ウェイトを編集します。
# virsh blkiotune VM-name --device-weights device, I/O-weigh
例liftrul 仮想マシンの /dev/sda デバイスのウェイトを 500 に変更します
# virsh blkiotune liftbrul --device-weights /dev/sda, 500