RHEL9 NFS サーバーへのインストールソースの作成方法
環境
RHEL9.2
操作手順
1.nfs-utils パッケージをインストールします。
# dnf install nfs-utils
2.DVD ISO イメージを、NFS サーバーのディレクトリーにコピーします。
3.テキストエディターで /etc/exports ファイルを開き、以下の構文の行を追加します。
/exported_directory/ clients
/exported_directory/ を、ISO イメージが含まれるディレクトリーのフルパスに置き換えます。
clients を次のいずれかに置き換えます。
ターゲットシステムのホスト名または IP アドレス すべてのターゲットシステムが ISO イメージへのアクセスに使用できるサブネットワーク NFS サーバーへのネットワークアクセスを持つすべてのシステムが ISO イメージを使用できるようにするためのアスタリスク記号 (*) このフィールドの形式に関する詳細は、exports(5) の man ページを参照してください。
例/rhel9-install/ ディレクトリーを、すべてのクライアントに対する読み取り専用として使用できるようにする基本設定は次のようになります。
/rhel9-install *
4./etc/exports ファイルを保存して、テキストエディターを終了します。
5.nfs サービスを起動します。
# systemctl start nfs-server.service
/etc/exports ファイルを変更する前に サービスが稼働していた場合は、NFS サーバーの設定をリロードします。
# systemctl reload nfs-server.service
ISO イメージは、NFS 経由でアクセス可能になり、
インストールソースとして使用できるようになります。