RHEL9 PCP(Performance Co-Pilot)メモリー使用率が高い問題をトラブルシューティングする方法
環境
pcp version 6.0.1
Red Hat Enterprise Linux release 9.2 (Plow)
概要
pmproxy サービスデーモンは、Redis ストリームを使用し、設定パラメーター (PCP チューニングパラ
メーター) をサポートします。これは、Redis のメモリー使用量および鍵の保存に影響しま
す。/etc/pcp/pmproxy/pmproxy.conf ファイルには、pmproxy で利用可能な設定オプションと、関連
する API がリスト表示されます。
前提条件
1.pcp-pmda-redis パッケージをインストールします。
$dnf install pcp-pmda-redis 略 アップグレード済み: pcp-conf-6.0.5-4.el9.x86_64 pcp-libs-6.0.5-4.el9.x86_64 インストール済み: pcp-6.0.5-4.el9.x86_64 pcp-pmda-redis-6.0.5-4.el9.x86_64 pcp-selinux-6.0.5-4.el9.x86_64 perl-IPC-System-Simple-1.30-6.el9.noarch perl-PCP-PMDA-6.0.5-4.el9.x86_64 perl-Tie-RefHash-1.40-4.el9.noarch perl-Time-HiRes-4:1.9764-462.el9.x86_64 perl-autodie-2.34-4.el9.noarch
完了しました!
2.redis PMDA をインストールします。
$cd /var/lib/pcp/pmdas/redis && ./Install Updating the Performance Metrics Name Space (PMNS) ... Terminate PMDA if already installed ... Updating the PMCD control file, and notifying PMCD ... Check redis metrics have appeared ... 71 warnings, 71 metrics and 0 values
確認手順
1.高いメモリー使用率のトラブルシューティングを行うには、次のコマンドを実行して、inflight
列を確認します。
$ pmrep :pmproxy
数値が高い場合は、次のいずれかの状態を示します。
pmproxy プロセスは新しい PCP アーカイブの処理がビジーで、Redis の要求および応答を
処理するための予備の CPU サイクルがありません。
Redis ノードまたはクラスターが過負荷になり、時間が経過しても着信要求を処理できません。
2.Redis ノードが長時間にわたって CPU を 100% 使用している場合は、パフォーマンスが向上し
ているホストに移動するか、代わりにクラスター化された Redis 設定を使用します。
pmproxy.redis.* メトリックスを表示するには、次のコマンドを使用します。
$ pminfo -ftd pmproxy.redis