RHEL9 cp コマンド オプション 一覧の使い方のサンプル

環境
Red Hat Enterprise Linux release 9.2 (Plow)

書式
$ cp コピー元 コピー先
$ cp -r コピー元ディレクトリ コピー先ディレクトリ
$ cp -s 元ファイル シンボリックリンク

オプション 説明
-a 元ファイルの属性とディレクトリの構成を保持してコピーする。
-b 上書きされるファイルのバックアップを作成する
-d シンボリックリンクをコピーする際に実体をコピーする
-f コピー先に同じ名前のファイルがある際に警告なしで上書きをする。
-i 上書きされるファイルがある際に確認が入る。
-l ハードリンクを作成する
-P ディレクトリ構造ごとコピーする
-p 元のファイルのオーナー、グループ、パーミション、タイムスタンプを保持
-r コピー元にディレクトリを指定した場合、再帰的に(サブディレクトリも含めて)コピーする
-s コピーの代わりにシンボリックリンクを作成する
-u 保存先が同じファイル名のファイルだったとき、タイムスタンプを確認して、新しいor同じだったときコピーしない。
-v 実行内容を表示

操作例
1.「-rオプション」を利用する場合
#ディレクトリごとコピーする

#sampleディレクトリをsample2ディレクトリ配下へコピー
$ cp -r sample /home/sss/sample2

2.「-sオプション」
# シンボリックリンクを作成する
#sample.txtのシンボリックリンクを作成
$ cp -s sample.txt sample_symbolic.txt

3.コマンドの使い方

#同じディレクトリ内にコピー
$ cp demo.txt demo2.txt

#別のディレクトリ(demoディレクトリ)へコピー
$ cp demo.txt /home/sss/demo2/demo2.txt

#別のディレクトリ(demoディレクトリ)へ同じ名前でコピー
$ cp コピー元 コピー先のディレクトリ名
$ cp demo.txt demo2

#複数ファイルをコピー
$ cp コピー元その1 コピー元その2 コピー先のディレクトリ名
$ cp demo.txt demo2.txt demo3

IT

Posted by arkgame