RHEL9.2 シャドウファイル /etc/shadow の使い方
環境
RHEL 9.2
概要
シャドウファイルは、ユーザのパスワードを暗号化して格納するファイルです。
このファイルは、一般のユーザからは読めず、スーパーユーザしか読むことができません。
内容例
# cat /etc/group
root:x:0:
bin:x:1:
daemon:x:2:
sys:x:3:
adm:x:4:
tty:x:5:
disk:x:6:
lp:x:7:
mem:x:8:
kmem:x:9:
wheel:x:10:alma
cdrom:x:11:
シャドウファイルの各行は、パスワードファイルの各行に1対1に対応しています。
各フィールドの意味は、次の通りです。
第1フィールド: ユーザ名(ログイン名) 第2フィールド: 暗号化されたパスワード 第3フィールド: パスワードの最終変更日 第4フィールド: 変更可能最短期間(この期間を越えないと変更不可) 第5フィールド: 未変更可能最長期間(この期間を越えたら変更必要) 第6フィールド: 警告日(上記期日の何日前に警告するか) 第7フィールド: インアクティブ(ログインしないと無効になる日数) 第8フィールド: 失効日(アカウント失効までの日数) 第9フィールド: フラグ(未使用)