AlmaLinux9 Podman 一般ユーザーで利用する方法
環境
AlmaLinux release 9.2 (Turquoise Kodkod)
概要
一般ユーザーでも [Podman] コマンドは利用可能です。
利用方法
1.デフォルトの名前空間の数を確認する
# cat /proc/sys/user/max_user_namespaces
2.ユーザー名前空間で使用される サブ UIDを確認する
# cat /etc/subuid
ユーザー名前空間で使用される サブGIDを確認する
# cat /etc/subgid
3.ユーザーを新規追加すると サブ UID/GID マッピング ファイルにも自動で登録される
コンテナー内でプロセスの実行に使用される UID が各ユーザー間で重複しないようにする
# useradd centos # useradd redhat # cat /etc/subgid /etc/subgid
4.一般ユーザーで [podman] 使用可能になります
$ podman pull almalinux $ podman images $ podman run almalinux echo "run rootless containers"
コンテナー関連ファイルは [$HOME/.local] 配下に保存されます
$ ll ~/.local/share/containers/storage
5.Podを作成します
$ podman pod create -p 8081:80 -n test-pod $ podman pod ls
6.ポートマッピングの設定
一般ユーザーでは ホスト側の [1024] 未満のポートは使用不可です
[1024] 以上は使用可能です
$ podman run -d -p 1024:80 arkgame.com/almalinux-nginx $ podman ps