RHEL8.6 NFS (Network File System) サーバーを構築する

環境
# cat /etc/redhat-release
Red Hat Enterprise Linux release 8.6 (Ootpa)

NFSサーバーのインストール方法
1.共有したいディレクトリを作成します。

# mkdir /nfsfile

2.nfs-utilsをインストールします。

# dnf install nfs-utils

3.NFSサーバーを起動します

# systemctl start nfs-server

NFSサーバー自動起動を設定します。

# systemctl enable nfs-server

4.ディレクトリの共有設定を実施します。
# vi /etc/exports

/nfsfile 172.17.200.13/24(rw,no_root_squash)

5.下記のコマンドを実行し、「/etc/exports」の設定をエクスポートします。

# exportfs -a
# exportfs
/nfsfile 172.17.200.13/24

6.下記のコマンドを実行し、ファイアウォールで許可します。

# firewall-cmd --permanent --zone=public --add-service=nfs
sucess
# firewall-cmd --reload
success

NFSクライアントのインストール
1.下記のコマンドで共有ディレクトリのマウントポイントを作成します。

# mkdir /mnt/nfsfile

2.下記のコマンドで「nfs-utils」をインストールします。

# dnf install nfs-utils

3.下記のコマンドで共有ディレクトリをマウントします。

# mount -t nfs 172.17.200.13:/nfsfile /mnt/nfsfile/

説明

172.17.200.13: NFSサーバ
/nfsfile:共有ディレクトリ
/mnt/nfsfile:マウントポイント

4.共有ディレクトリにアクセスします

# ll /mnt/nfsfile/

5.下記のコマンドで自動マウントするように「/etc/fstab」に記述します。

# vi /etc/fstab
172.17.200.13:/nfsfile /mnt/nfsfile nfs4 defaults 0 0