Windows10 xcopyコマンドでファイルをディレクトリ構造ごとコピーする
環境
Windows10 pro 64bit
コマンドプロンプト
構文
xcopy [source file] [target file] (option)
オプションの説明
/A アーカイブ属性が設定されているファイルのみをコピーし、 属性は変更しません。 /M アーカイブ属性が設定されているファイルのみをコピーし、 アーカイブ属性を解除します。 /D:m-d-y 指定された日付以降に変更されたファイルをコピーします。 日付が指定されなかったときは、コピー元の日付がコピー先の日付より 新しいファイルだけをコピーします。 /EXCLUDE:file1[+file2][+file3]... 文字列を記述したファイルのリストを指定します。 文字列は、ファイル内で 1 行に 1 つずつ記述します。いずれかの文字列が コピー対象ファイルの絶対パスの任意の部分と一致した場合、 そのファイルはコピー対象から除外されます。たとえば、 \obj\ または .obj のような文字列を指定すると、それぞれ、obj ディレクトリの下の 全ファイルが除外されたり、.odj という拡張子の ファイルがすべて除外されたりします。 /P コピー先のファイルを作成する前に確認のメッセージを表示します。 /S 空の場合を除いて、ディレクトリとサブディレクトリをコピーします。 /E 空の場合も含めて、ディレクトリとサブディレクトリをコピーします。 "/S /E" と同じ意味です。/T の内容を変更する際にも使用できます。 /V コピー先の各ファイルのサイズを検証します。 /W コピーを開始する前に、任意のキーを押すことを求めるメッセージを表示します。 /C エラーが発生してもコピーを続けます。 /I コピー先が存在せず、コピーするファイルが複数の場合、 コピー先をディレクトリと想定します。 /Q コピー中にファイル名を表示しません。 /F コピー中にコピー元とコピー先の完全なファイル名を表示します。 /L コピーされるファイル名を表示します。 /G 暗号化をサポートしないコピー先に、暗号化されたファイルをコピー することを許可します。 /H 隠しファイルやシステム ファイルもコピーします。 /R 読み取り専用ファイルを上書きします。 /T ファイルはコピーせずにディレクトリ構造のみを作成します。空の ディレクトリまたはサブディレクトリは除きます。/T /E と指定 すると空のディレクトリやサブディレクトリも作成されます。 /U コピー先に既に存在するファイルだけをコピーします。 /K 属性をコピーします。指定しない場合、読み取り専用属性はリセットされます。 /N 生成された短い名前を使用してコピーします。 /O ファイルの所有権と ACL 情報をコピーします。 /X ファイルの監査設定をコピーします (/O を含む)。 /Y 既存のファイルを上書きする前に確認の メッセージを表示しません。 /-Y 既存のファイルを上書きする前に確認のメッセージを 表示します。 /Z 再起動可能モードでネットワーク ファイルをコピーします。 /B シンボリック リンクのリンク先ではなく、シンボリック リンク自体をコピーします。 /J バッファーされていない I/O を使ってコピーします。サイズが大きいファイルに適しています。 /COMPRESS 適用可能な場合は、ファイル転送中にネットワーク圧縮を 要求します。
操作例
コマンドプロンプトを起動します。
以下のコマンドを実行します。
1.CドライブからFドライブにディレクトリごとコピーする
xcopy C:\test D:\test
2.2023年1月1日以降に更新されたディレクトリ/ファイルをコピーする
xcopy C:\test D:\test /D:01/01/2023
3.上書き確認を行わずにディレクトリ/ファイルをコピーする
xcopy \\Server1\Share\* D:\Testbak /D /S /R /Y /I /K