RHEL9 Grafanaをインストールする方法
環境
Red Hat Enterprise Linux release 9.2 (Plow)
概要
Grafana はデータベースに蓄積したデータの可視化が主機能であるため、
利用するためには別途 Grafana が対応したデータベースが必要です。主な対応データベースは以下の通りです。
Graphite, Prometheus, Elasticsearch, InfluxDB, OpenTSDB, AWS Cloudwatch, MySQL, PostgreSQL
インストール手順
1.Grafana をインストールします。
# dnf -y install grafana
2.設定ファイル
# vi /etc/grafana/grafana.ini
以下の内容を記載します
# 35行目 : プロトコル ⇒ [https], [h2], [socket] に変更可 protocol = http # 38行目 : リスンする IP アドレス http_addr = 0.0.0.0 # 41行目 : ポート ⇒ ポートを変更したい場合は変更可 http_port = 3000 # 44行目 : ドメイン名 ⇒ 表示のドメイン名を変更したい場合は変更可 domain = localhost # 67行目 : [https] や [h2] でアクセスする場合はコメント解除して証明書を指定 cert_file = /etc/letsencrypt/live/dlp.arkgame.com/fullchain.pem cert_key = /etc/letsencrypt/live/dlp.arkgame.com/privkey.pem
3.grafana-serverを起動します
# systemctl enable --now grafana-server
4.Firewalld を有効にしている場合は、サービスポートの許可が必要です。
# firewall-cmd --add-port=3000/tcp # firewall-cmd --runtime-to-permanent
5. Web ブラウザーを起動し [http://(Grafana サーバーのホスト名 または IP アドレス):3000/] にアクセスします。
Grafana のログインフォームが表示されます。デフォルトユーザー [admin], 初期パスワード [admin] で認証可能です。